コラム

イボのあれこれ

イボとひと言でいっても、色々なイボがあります。
同じ病気なのに呼び方も色々。

①ウイルス性のイボ(正式名称:尋常性疣贅、他の呼ばれ方:イシイボ)

②水イボ(正式名称:伝染性軟属腫→正確にはこれもポックスウイルスによるウイルス性イボです)

③茶色いイボ(正式名称:脂漏性角化症、老人性疣贅、他の呼ばれ方:良性のできもの、年寄りイボ)

④黒いイボ(これはホクロだったり、悪性のできものだったり様々)

だいたい、イボを主訴に来院された場合は上記の4つのうちどれかが多いです。
特に①と③が多く、通常、治療は液体窒素による冷凍凝固療法(冷たいスプレーで凍らせてかさぶたにして取る治療)を行います。

液体窒素は少し痛みを伴うので、イボの治療はイボが小さいうちに行うのが良いです。

最近、②で皮膚科を受診するお子さんが多いような気がします。半年程度経過をみると自然に消える場合もありますが、通常はその間に、他のところにうつってしまい、むしろ悪化しているケースを多く見ます。
当院では、なるべく痛みをやわらげるために麻酔のテープを貼った後に、水イボを取っています。
テープを使用した場合、ほとんどの方が痛がりません。

最後に、④は拡大鏡(ダーモスコピー)を使用した診察が必要なことが多いです。
ホクロなのか、悪性の腫瘍ではないのか、鑑別が必要です。
必要に応じて病理検査を行うこともあります。
黒いイボで徐々に大きくなってきているものは一度皮膚科医の診察を受けることをおすすめします。

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クリニック開業1週目が終わりました。
診察室に待たれている多くの患者様を見るとついつい急いでしまいそうになりましたが、
まずは目の前の患者様を丁寧に診察することを心がけました。
待ち時間が長くなってしまった方、大変申し訳ありませんでした。

徐々にではありますが、スタッフ間の連携もスムーズになってきており、
受付→問診→診察→会計の流れはしっかりとした形になっていると思います。
2週目以降も、この調子でがんばります。