当院の特徴
理事長メッセージ
大橋 威信(おおはし たけのぶ)
医学博士 皮膚科専門医
好きなもの・趣味
天気の良い日の早朝のランニングは最高です。
休日は家族で公園に良く出かけます。
大切にしていること
感謝の気持ち
みなさん、こんにちは。
理事長の大橋威信です。
僕は、子どもの頃からアレルギー体質で、寝ているときも体がかゆかったり、アレルギー性鼻炎で鼻が詰まっていて眠りが浅かったりで、授業中はいつも居眠りをしていました。ダメダメな生徒で、「なんでこんなにいつも眠いんだろう?」と疑問に思っていて、病院に行っても、日中の眠気の原因は「よくわからない」でした。当時(30年前)は、皮膚のかゆみや鼻炎が睡眠に関係していると考える医師はほとんどいませんでした。
小学5年生のとき、僕は、「もしかしたら、体のかゆみや鼻詰まりが関係しているのでは?」と仮説を立て、父親が仕事で使っている(父親は整骨院でした)ステロイド外用薬と父親本人の点鼻薬をこっそり借りて数日使ってみました。そしたら、これまでの眠気がうそのように朝スッキリ起きることができたのです。もちろん、日中も全然眠くありません。あのときの感動といったらありません。
そして、僕は医学の面白さに目覚めました。
父親が整骨院を営んでいたということもあって、医療は身近にあり、人の病気が治って喜んでいる姿を日常的に見ていたので、医師の道を目指すことは僕にとってごく当然のように感じました。
小学校の卒業文集にはなりたい職業「医者」と書いてあります。
とはいえ、医師になるのはそう簡単ではなく、両親、弟妹には大変な苦労をかけました。
僕の家は4人兄弟で、当時家計的にも大変だったと思いますが、僕が私立の医学部に行くために、弟妹は色々な我慢をしてくれたと思います。そして、父と母や高い授業料と生活費を6年間仕送りしてくれました。
家族の支えもあって、ようやく医師になれて、若さあふれる大橋青年は「医師になったからには一番命に直結し、カッコいい循環器医になろう!」と研修医時代は循環器科まっしぐらで毎日心臓の本ばかり読み漁っていました。
研修医2年目になって、先輩から「循環器科行くなら今のうちに別の科勉強しておいたほうがよいよ!3年目から死ぬほど診るんだから。そして、勉強するなら絶対皮膚科がおすすめ。病棟は褥瘡とか薬疹が多いから。」とアドバイスされ、すぐに皮膚科の研修を回りました。
その皮膚科での研修が自分の人生を大きく変えました。
仙台医療センター皮膚科 飯澤先生(当時医長)、黒澤先生(現:黒沢医院 院長)には心から感謝しております。お二人は私に皮膚科の楽しさと奥深さを教えてくださった恩師です。
研修で回った皮膚科1ヶ月目があまりにも楽しすぎたので、1ヶ月延長、また延長、そして気づいたら半年間(1つの科で回れるのが最大6ヶ月でした)研修していました。
(執筆途中)
理事長経歴
2008年 | 昭和大学医学部卒業 |
---|---|
2008年~2010年 | 仙台医療センター |
2010年 | 福島県立医科大学 皮膚科学講座 入局 |
2013年 | 福島県立医科大学 皮膚科学講座 助手 |
2016年 | イムス明理会仙台総合病院 皮膚科 |
2017年 | ファミリア皮膚科長町 院長 |
2019年 | 医療法人 誠明昂会 理事長 |
所属学会
- 日本皮膚科学会
- 日本小児皮膚科学会
- 日本アレルギー学会
- 日本美容皮膚科学会
- 日本臨床皮膚外科学会
- 日本臨床皮膚科医会
資格
- 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
- 学位:医学博士
業績集
論文
詳しく見る(英文)
- Unusual milia amyloidosis as initial signs of multiple myeloma-associated systemic amyloidosis. Ohashi T, Kikuchi N, Yamamoto T. Int J Dermatol 52; 981-982, 2013.
- Keratoacanthoma with secondary ossification. Ohashi T, Yamamoto T. Int J Dermatol 53: e53-54, 2014.
- Acantholysis in mammary Paget disease. Ohashi T, Takenoshita H, Yamamoto T. Am J Dermatopathol 36: 856-857, 2014.
- Auricular pyoderma gangrenosum with penetration in a patient with rheumatoid arthritis. Ohashi T, Miura T, Yamamoto T. Int J Rheum Dis, 2014.
- A case of chromoblastomycosis caused by Fonsecaea pedrosoi in a patient with rheumatoid arthritis. Ohashi T, Ohtsuka M, Kikuchi N, Nishiyama K, Suzutani T, Yamamoto T. Int J Rheum Dis, 18: 580-581, 2015.
- Peristomal pyoderma gangrenosum: A report of three cases. Ohashi T, Yasunobu K, Yamamoto T. J Dermatol 42: 837-8, 2015.
- Antifibrotic effect of lysophosphatidic acid receptors LPA1 and LPA3 antagonist on experimental murine scleroderma induced by bleomycin. Ohashi T, Yamamoto T. Exp Dermatol 24; 698-702, 2015.
- Subcutaneous sarcoidosis with underlying intramuscular granuloma. Ohashi T, Yamamoto T. Indian J Dermatol 60: 107, 2015.
- Low prevalence of anti-cyclic citrullinated peptide antibodies in Japanese patients with pustulotic arthro-osteitis. Ohashi T, Hiraiwa T, Yamamoto T. Indian J Dermatol 61: 221, 2016.
- Acquired reactive perforating collagenosis associated with systemic lupus erythematosus. Ohashi T, Yamamoto T. J Dermatol 43: 1097, 2016.
- Use of biologics for peripheral pustulotic arthro-osteitis in two patients with palmoplantar pustulosis. Ohashi T, Suzuki Y, Yamamoto T. J Dermatol 44: 97-98, 2017.
- Eccrine poroma with calcification and metaplastic ossification. Ohashi T, Yamamoto T. J Dermatol 44: 345-346, 2017.
- Auricular pyoderma gangrenosum with penetration in a patient with rheumatoid arthritis. Ohashi T, Miura T, Yamamoto T. Int J Rheum Dis 21; 563-565, 2018.
- Successful treatment with dapsone for lupus profundus accompanied by xanthomatous reaction. Ohashi T, Matsumura N, Yamamoto T. Clin Exp Dermatol (accepted)
詳しく見る(和文)
- 関節リウマチ患者に生じた高齢発症の壊疽性膿皮症、大橋 威信、菊池 信之、三浦 貴子、山本 俊幸. 皮膚臨床 54:635-637,2012
- 下肢の多発性皮下結節と鼻腔内病変を伴ったperipheral T-cell lymphoma, not otherwise specified. 大橋 威信, 大塚 幹夫, 山本 俊幸. 皮膚病診療 36: 67-70, 2014.
- 成人型肥満細胞症. 大橋 威信, 山本 俊幸. Visual Dermatol 14: 46-47, 2015.
- 掌蹠膿疱症性骨関節炎-扁桃摘出術が皮膚, 関節, 爪病変に著効した例. 大橋 威信, 山本 俊幸. 皮膚病診療 37: 131-134, 2015.
学会発表
学会発表
- 紫斑を伴う蕁麻疹の1例(日本皮膚科学会山形・宮城・福島3県合同地方会学術大会第351回例会 2010年9月23日 福島)
- 疣贅状の角化を広範囲に認めた落葉状天疱瘡の1例(第32回水疱症研究会 2010年10月30日~31日 京都)
- 爪甲下Bowen病の2例(日本皮膚科学会福島地方会学術大会第352回例会 2010年11月3日 福島)
- Clinicopathology of osteo-nevus of Nanta (osseous metaplasia in a benign intradermal melanocytic nevus): Report of 10 cases(第35回日本研究皮膚科学会学術大会 2010年12月3日~5日 和歌山)
- 関節リウマチ患者の生じた高齢発症の壊疽性膿皮症(第34回皮膚脈管膠原病研究会 2011年1月21・22日 宮崎)
- 左臀部に大型の疣状局面を呈したFonsecaea Prdrosoiによるクロモミコーシスの1例(日本皮膚科学会東北六県合同地方会学術大会第353回例会 2011年2月5日 宮城)
- 多発性骨髄腫を伴った全身性アミロイドーシス患者にみられた特異な結節性病変の2例(第110回日本皮膚科学会総会 2011年4月15日 東京)
- 表皮向性を示した転移性悪性黒色腫の大腿転移例(日本皮膚科学会宮城・山形・福島3県合同地方会学術大会第355回例会 2011年9月4日 宮城)
- 熱傷を契機に発症したStaphylococcal Scalded Skin Syndrome(SSSS)の1例(第75回日本皮膚科学会東部支部学術大会 2011年9月17・18日 群馬)
- 瘢痕性脱毛と手足の爪の脱落を生じた後天性表皮水疱症の1例(第33回水疱症研究会 2011年10月15・16日 福岡)
- 骨化を伴った皮膚混合腫瘍の1例(日本皮膚科学会福島地方会学術大会第356回例会 2011年11月3日 福島)
- 二次性骨化と石灰沈着を認めたエクリン汗孔癌の1例(日本皮膚科学会東北六県合同地方会学術大会第357回例会 2012年2月4・5日 宮城)
- 紅皮症を呈した体部白癬(日本皮膚科学会福島地方会学術大会第358回例会 2012年4月30日 福島)
- 当科における二次性骨化を伴った皮膚腫瘍のまとめ(第111回日本皮膚科学会総会 2012年6月1~3日 京都)
- 下肢の多発性皮下結節と鼻腔内病変を伴ったperipheral T-cell lymphoma, not otherwise specifiedの1例(第28回皮膚悪性腫瘍学会学術大会 2012年6月29・30日 北海道)
- 掌蹠膿疱症性骨関節炎患者における血清MMP-3レベルの検討(第27回日本乾癬学会学術大会 2012年9月7・8日 新潟)
- 高度な浸潤性局面を呈したscalp psoriasisの1例(第27回日本乾癬学会学術大会 2012年9月7・8日 新潟)
- 漢方薬による固定薬疹の1例(日本皮膚科学会福島地方会学術大会第360回例会 2012年11月23日 福島)
- Increased serum levels of matrix metalloproteinase-3 in psoriatic diseases with inflammatory arthritides(第37回日本研究皮膚科学会学術大会 2012年12月7日~9日 沖縄)
- 組織学的に広範囲にAcantholysisを認めた乳房Paget病の3例(日本皮膚科学会東北六県合同地方会学術大会第361回例会 2013年2月23・24日 宮城)
- 過去10年間に経験したpseudoxanthoma elasticum22 例の集計(第112回日本皮膚科学会総会 2013年6月15日 神奈川)
- 急速に増大した眉間部の腫瘤(第29回日本皮膚病理学会 2013年7月27日 東京)
- 右腋窩に生じたアポクリン腺癌の1例(第29回日本皮膚悪性腫瘍学会学術大会 2013年8月9・10日 山梨)
- インフリキシマブが奏効したクローン病合併peristomal pyoderma gangrenosumの1例(第77回日本皮膚科学会東部支部学術大会 2013年9月21・22日 埼玉)
- 初回妊娠時に発症し、第3子(女児)妊娠時に再燃した妊娠性疱疹(第35回水疱症研究会 2013年10月19・20日 大分)
- 皮膚ノカルジア症の1例(第64回日本皮膚科学会中部支部学術大会 2013年11月2・3日 愛知)
- Lysophosphatidic acid receptors (LPA1 and LPA3) antagonist inhibits dermal sclerosis in bleomycin-induced murine scleroderma(第39回日本研究皮膚科学会学術大会 2014年12月13日 大阪)
- 皮内から筋層に肉芽腫を認めたサルコイドーシスの1例(第65回日本皮膚科学会中部支部学術大会 2014年10月26日 大阪)
- 長期紫斑性病変が先行した成人T細胞性白血病/リンパ腫(ATLL)の1例(第78回日本皮膚科学会東部支部学術大会 2014年10月4日 青森)
- 掌蹠膿疱症性骨関節炎における抗環状シトルリン化ペプチド抗体の陽性率(第29回日本乾癬学会学術大会 2014年9月19日 高知)
- 掌蹠膿疱症性骨関節炎に対しインフリキシマブ投与中、末梢血に芽球が出現した1例(第29回日本乾癬学会学術大会 2014年9月19日 高知)
- ステロイド長期投与中の水疱性類天疱瘡患者に生じたクリプトコッカス髄膜炎の1例 (日本皮膚科学会福島・山形・宮城 3県合同地方会学術大会第367回例会 2014年8月31日 福島)
- 福島県立医大皮膚科におけるmastocytosis18例の集計(第113回日本皮膚科学会総会 2014年5月31日 京都)【ポスター賞】
- 動静脈瘻によって生じた下腿潰瘍の1例(第37回皮膚脈管・膠原病研究会 2014年1月24日 東京)
- 単クローン性ガンマグロブリン血症に合併したクリオグロブリン血症性血管炎 (第37回皮膚脈管・膠原病研究会 2014年1月24日 東京)
- エタネルセプト投与中に生じたSLEに伴い出現したacquired reactive perforating collagenosis(第38回皮膚脈管膠原病研究会 2015年1月22・23日 高知)
- 四肢に生じた結節性紅斑様皮疹(第38回皮膚脈管膠原病研究会 2015年1月22・23日 高知)
- 掌蹠膿疱症性骨関節炎に対するアダリムマブ投与中に皮疹の増悪を認めた1例(第30回日本乾癬学会学術大会 2015年9月4・5日 愛知)
- Congenital self-healing Langerhans cell histiocytosisと考えた1例(福島地方会第372回例会 2015年11月3日 福島)
- SLEの病勢増悪と鑑別を要したパルボウイルスB19感染症( 東北6県合同地方会学術大会第370回例会 2015年6月27・28日 宮城)
スタッフ紹介
ファミリア皮膚科長町クリニックのスタッフ紹介です。
看護師 相沢
仙台市出身です。外科、救急での勤務経験があります。
好きなもの・趣味
買い物、食べる事、手芸、子供達と一緒に歌って踊ることです。
患者様へメッセージ
地域の皆さまのより身近なご相談に寄り添い、安心して受診して頂けるよう努めてまいります。
医療事務 櫻田
宮城県仙台市出身。こだわりのB型です。常に笑いのある生活を心がけています。
本が好きでよく読みます。本屋さん、図書館に行くとしばらく帰りません。
好きなもの・趣味
猫、お酒、読書、好きなアーティストのライブに行くことです。
患者様へメッセージ
不安なこと、気になること、何でも構いません、ご相談いただければ幸いです。
クリニックの玄関口として、皆様が安心してご来院できるよう温かくお迎えいたします。どうぞよろしくお願いします。
医療事務 永瀬
福岡で産まれ、仙台で育ちました。
猫が好きで小さい頃から飼っています。自宅に帰ると足音で分かり自然と玄関まで迎えに来てくれるようになり、とても癒されています。
好きなもの・趣味
米粉パンと炭酸水好きです。最近の趣味はディズニーシリーズのトミカ集めです。
患者様へメッセージ
患者様が来院されてから、お会計がお済みになるまで、分かりやすく、安心して、スムーズに受診して頂けるように心掛けてまいります。
患者様の目線にたち、改めて来院して頂けるように努めていきます。
医療事務 山本
総合病院とクリニックでの勤務経験があります。北国出身ですが寒さに弱いです。
好きなもの・趣味
バドミントンが好きでずっと続けています。最近のマイブームはハイカカオチョコレートです。
患者様へメッセージ
明るく和かな応対を心がけ、患者様に安心してご来院いただけるよう頑張ります。
よろしくお願いします。
クリニックの理念
笑顔あふれる地域・人・未来を創る
「ミッション」とは、私たちの使命・理念であり、最終目的です。
クリニックが、存在し続ける限り、決して変わることはありません。
私たちは、地域、人(患者さま・働くスタッフ)、それらの今と未来が笑顔であふれるために永遠に努力し続けます。