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皮脂欠乏性湿疹

皮脂欠乏性湿疹とは

乾燥肌に伴う湿疹です。皮膚の乾燥により、バリア機能が低下し、外的な刺激やその他様々な因子によって湿疹が生じます。
赤ちゃんからお年寄りの方まで幅広い年齢層になりうる疾患です。

皮膚の保湿因子

1.皮脂

皮脂腺から分泌される脂(あぶら)のことです。汗などと混じりあって皮膚の表面をおおい(皮脂膜)、水分の蒸発を防ぎます。

2.角質細胞間脂質

表皮で作られ、角質細胞と角質細胞のすき間をうめている脂のことです。
角質細胞同士をくっつけるニカワの役割をするとともに、水分をサンドイッチ状にはさみ込み、逃がさないようにします。

3.天然保湿因子

角質層にある低分子のアミノ酸や塩類などのことです。 水分をつかまえて離さない性質を持っています。

治療

  • 基本的には保湿することが大切です。
  • 季節や部位などによって保湿剤を使い分けることをおすすめします。
  • 湿疹になっている部分には、症状に応じてステロイド外用を行います。
  • 当院では、セラミド配合の保湿ローション・クリームも取り扱っております(自費診療)。
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