ウイルス性発疹症

ウイルス性発疹症

ウイルス性発疹症について

麻疹(はしか)、風疹、水痘(水ぼうそう)、手足口病、伝染性紅斑(りんご病)などがあります。

当院では、麻疹(はしか)、風疹、水痘(水ぼうそう)、ムンプス(おたふくかぜ)、の抗体検査、およびワクチン接種を行っております(自費診療)。症状のある方は、保険適応になる場合もあります。

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麻疹(はしか)

麻疹ウイルスによって起こる感染症で、ヒトからヒトへ空気感染します。感染力は極めて強く、麻疹の免疫がない集団に1人の発症者がいたとすると、12~14人の人が感染するとされています(インフルエンザでは1~2人)。
潜伏期間は10~12日間、感染期間は発症1~2日前から解熱後3日までです。
咳、鼻汁、目やにとともに発熱がみられ、3~4日後に一度解熱しますが、すぐにまた発熱し顔面から発疹が出現し下方へ拡大します。
発疹出現後3~4日で解熱し、発疹は色素沈着となり消失します。
発疹出現直前に頬粘膜に白い斑点であるコプリック斑がみられることが特徴です。

風疹

風疹ウイルスの飛沫感染で、潜伏期間は2~3週間です。
感染期間は発疹出現の数日前から発疹消失までです。
発疹、リンパ節腫脹、発熱がみられます。

水痘(水ぼうそう)

水痘帯状疱疹ウイルスの空気感染、接触感染で、潜伏期間は2~3週間です。
感染期間は発症1~2日前からすべての発疹が痂皮化するまでの約1週間です。
発疹は紅斑、水疱、痂皮の順に2、3日で急速に出現、進行し、各段階の発疹が混在します。
治療は、アシクロビルなどの抗ヘルペスウイルス薬内服と亜鉛華軟膏塗布を行います。

手足口病

コクサッキーウイルスA16、10型、エンテロウイルス71の飛沫感染、経口感染、接触感染で、夏季に流行し、7月にピークを迎えます。
潜伏期間は3~6日間で、口の中の粘膜や手のひら、足の裏、足の甲などに水疱性の発疹が現れて、1〜3日間発熱することがあります。
水疱は、かさぶたにならずに治る場合が多く、1週間程度でなくなります。
また、1〜2ヶ月後に手足の爪がはがれることがありますが、大事にはいたらずすぐに新しい爪が生えてきます。

伝染性紅斑(りんご病)

ヒトパルボウイルスB-19の飛沫感染で、感染力は強いですが、不顕性感染(症状が出ない)もあります。
潜伏期間は7~18日で、感染期間は感染後約1週間から10日間、紅斑が出た時点では感染力はみられません。
頬部の紅斑に続いて四肢に網状の紅斑が出現します。
成人では、多くの場合、非特異的な発疹を呈します。
妊婦さんの感染では流産の危険性があり、注意が必要です。