遅延型フードアレルギー検査

遅延型フードアレルギー検査とは

食後6時間~2日後に起こるアレルギー反応の検査です。

一般的に知られている食物アレルギーは、小麦、卵、かに、そば、ピーナッツなどを食べた直後にかゆみ、じんましん、腹痛、時には呼吸困難などの症状が現れるもので、「即時型アレルギー」と呼ばれます。症状がすぐに現れるので、どの食物が原因なのかが判明しやすいのが特徴です。
このタイプとは別に、食べた1日から2日後にぐらいに、身体がじっくり炎症を起こすタイプのものがあります。これを「遅延型アレルギー」といいます。
遅延型アレルギーは、ゆっくりと体中に炎症が進行し、気づかずにその食物を食べ続けることによって慢性的な炎症となり、様々な症状となって現れます。症状の発症が遅いため、アレルギーの原因食物を特定するのが難しく、ダメージを受け続けることによって細胞の老化にもつながります。
遅延型フードアレルギー検査では、最大219項目の食物に対して、アレルギー検査を行います。
遅延型フードアレルギー検査とは

遅延型アレルギーで起こりうる症状

  • ・消化器症状

    • 消化不良
    • ・便秘
    • ・下痢
    • ・腹痛
    • ・吐き気
    • ・過敏性腸症候群
    • ・膨満感など
  • ・精神神経症状

    • 不安神経症
    • ・頭痛
    • ・情緒不安定
    • ・うつ
    • ・頭が重い
    • ・集中力不足など
  • ・皮膚症状

    • 湿疹
    • ・にきび
    • ・(アトピー性)皮膚炎
    • ・ふけ
    • ・じんましん
    • ・肌荒れ
    • ・多汗など
  • ・呼吸器系

    • 鼻水
    • ・鼻づまり
    • ・慢性副鼻腔炎
    • ・ぜんそくなど
  • ・泌尿生殖器系

    • 頻尿
    • ・尿意切迫
    • ・夜尿症(小児)
    • ・月経前症候群
    • ・おりものなど
  • ・筋骨格系

    • 筋肉痛
    • ・関節痛
    • ・関節炎
    • ・関節リウマチなど
  • ・その他

    • 不整脈
    • ・慢性疲労
    • ・倦怠感
    • ・口内炎
    • ・むくみ
    • ・体重増加など

※上にあげた症状があり、はっきりとした原因がわからないのであれば、食べ物に原因があるかも知れません。

こちらの検査に適している方

  • 通常のアレルギー検査では原因がわからなかった方
  • なんとなく身体の調子が悪いけど、理由がわからない方
  • 健康のために何のアレルギーを持っているか知っておきたい方
  • 身体を今より、もっと良いコンディションにされたい方

即時型IgE抗体アレルギーと遅延型IgG抗体アレルギーの違い

即時型IgE抗体アレルギー よくある症状は、呼吸困難(のどの腫れ)、じんましん、膨満感、胃痛・腹痛、喘息、下痢などです。この即時型のIgE反応では、食物や吸入によるアレルゲンへの暴露の直後に起こります。通常はアレルゲンへの暴露からおよそ15分以内に初期相反応があらわれます。その後、後期相反応が4~6時間後にあらわれ、むくみや炎症が何日にもわたって続くことがあります。⇒当院では「View39アレルギー検査」をおすすめしております。
遅延型IgG抗体アレルギー アレルギー症状が出るまでは数時間から数日間とかかることもあります。そのためこのタイプの反応は「遅延型」といわれています。症状がすぐに出ないため原因としてみつかりにくい特徴があります。現在、一般的に行われているアレルギー検査は、食べてすぐに反応を起こす即時型タイプのアレルギー検査ですが、この隠れアレルギーの原因を調べるには、食物IgG検査によって遅延型アレルギーに対する反応を検査する必要があります。下痢や嘔吐、湿疹が出るにもかかわらず、IgE(即時型)で反応しなかった方でも、遅延型の検査で、原因となった食品が特定できた人が多数います。⇒当院では「遅延型アレルギー検査」をおすすめしております。

遅延型フードアレルギーの治療について

検査結果が陽性だった場合は免疫反応を鎮静化するために原因となる食べ物をなるべく避けましょう。原因となる食べ物を避けることでアレルギー反応が抑えられる可能性があります。

治療法は検査結果や個々の体調などにより異なりますが、レベル4~6の強い陽性反応が出た場合には、3~6ヶ月間は原因となる食べ物をなるべく避けることが必要となる場合があります。

レベル3以下の陽性反応の場合には、3~6ヶ月間原因となる食べ物の摂取を4日間のローテーション化をする方法があります。このことを、食物をローテーションするといいます。

ローテーション化の目的は、同じ食物を頻繁に摂取することを防ぐことにあります。

当院では、検査結果に基づきお一人お一人に合わせた食事指導などを行い治療にあたっております。

検査の流れ

  1. STEP1.まずはご予約をお願いします。

    当院HPのWEB予約よりご予約をお願いいたします。
    ご不明・ご不安な点がある場合は遠慮なくお問い合わせください。

  2. STEP2.詳細な問診・血液検査

    問診票をご記入頂き、検査もいたします。
    その後に現在の症状・病状を把握するために、医師によるカウンセリングも行います。

  3. STEP3.検査結果のご説明

    血液検査より約3週間後、検査データに基づいて作成した「スタンダード・フード・パネル(レポート)」をもとに、患者様のアレルギーの状態をご説明いたします。

  4. STEP4.病状改善に向けたご提案

    検査でアレルギーが明らかになった場合は、アレルギーの原因食物を3~6カ月除去することによって、アレルギー反応は起こりにくくなります。
    医師からの医療アドバイスとしてサプリメントや日常生活のご提案を行いますと同時に栄養指導を行います。

料金表

遅延型フードアレルギー検査

項目料金(税込み)
219項目 66,000円
120項目 44,000円

よくある質問

FREQUENTLY ASKED QUESTIONS

Q.検査で強い反応が出た食品は完全に除去しなくてはいけませんか?

A.いいえ。必ずしも完全な除去は必要ありません。
反応が出やすい卵・乳製品・小麦食品は、日常口にする頻度の高い食品になりますのでこの3つを含む食品まで完全除去してしまうと栄養バランスが乱れたり、摂取する栄養素やカロリーが極端に減ることもあります。ですのでライフスタイルやライフステージに合わせて、摂取量・摂取頻度を減らしたり、調理法の工夫をしたりするなどの取り組みなどをご提案いたします。
健康のための取り組みが、かえって不健康を招くことになってはいけませんので、ぜひ医師と一緒に取り組んでください。

Q.検査で強い反応が出たら、すぐに食べるのをやめた方がいいですか?

A.原因となる食物は、半年間はできるだけ控えるようにしましょう。
遅発型フードアレルギー検査でレベルⅣ以上の反応が出た場合、反応が出た食物そのものは約半年間~1年間控えるように説明しています。
食べる頻度の高い食物に反応が出やすいので、必然的に食生活は変わると思います。
ですが、即時型とは違いますので、医師と相談しながら健康のための新しい食生活の基準や習慣をつくっていきましょう。

Q.検査で強い反応が出た食品は一生食べることができませんか?

A.いいえ。また食べれるようになります。
当院では1~2年後に再検査をお勧めしています。再検査で改善が見られれば、食生活の中に少しずつ取り入れていただきます。ただし、同じ食物を食べ続けていると再び反応が強くなってきますので、1度食べたら3日間は同じものは食べないようにする(4daysローテーション)とよいでしょう。
バランスのとれた食事が重要です。
※再度、食物によって症状が出る場合はしばらく控えていただく場合もございます。

Q.子どもは何歳くらいから検査を受けることができますか?

A.検査は離乳食を卒業している3歳以上をお勧めします。※離乳食を卒業後1年くらい
ただし、小児期(中学生くらいまで)は腸内環境が未熟なため、様々な食物に対して反応が高く出やすいので強い反応がでたからそれを除去すればという根拠となるような検査結果にはなりません。
小児期は特別なことに取り組むのではなく、まずはバランスのとれた食事を摂ることが大切です。
それでも検査をご希望の場合はご相談くださいませ。

Q.遅発型フードアレルギーの治療で慢性的な体調不良は治りますか?

A.慢性的な体調不良の原因は、アレルギーの問題だけではありません。
今ある症状は、これまでの生活習慣の積み重ねにより生じているものです。
フードアレルギーが原因のすべてではございませんので自分に合わない食物を知ることは、具体的に食生活を見直すことのきっかけとなります。
ですので、これまでの食習慣を改善する際の一つの指針とお考えください。